テンバガー銘柄に投資してみたい!
テンバガー銘柄ってどんな特徴があるの!?
僕も投資してみたいよ!(笑)
過去のデータから特徴は分かっているんだよ!
一攫千金を狙って「テンバガー銘柄へ投資したい」という夢は投資家であれば誰もが持ちますよね。
でも、ネットで検索しても「情報があり過ぎて何を信じれば良いか分からない」し、良さそうな銘柄を見つけても「+α何を判断基準にすれば良いのか分からない」など、実際は分からない事ばかりです…
ネットサーフィンで「テンバガー銘柄」を検索しても、自信が持てず結局「投資せずに終わる」というケースは多いのではないでしょうか?
実際、私がそうでした…
今回の記事は、「テンバガー銘柄を見つけたいけど、見つけ方が分からない人」や、「いざ投資しようとした時に+α何を基準にすれば良いか分からない」方に参考になれば嬉しいです。
実は過去のデータからテンバガー銘柄の特徴は決まっており、少しの知識を付ければ+αの判断基準も分かるようになります。
テンバガー銘柄の見つけ方(特徴は4つ)

下記4つのポイントが過去のデータからテンバガー銘柄の特徴と言われており、この4つの特徴を全て満たされる会社をまずは探しましょう。
- 時価総額100億円未満
- 上場して10年未満
- 社長が創業社長であり、大株主(個人的には株式保有率25%以上)
- 業種ではサービスと、情報・通信
私の場合は四季報を使って株式銘柄を検索します。
創業社長が大株主かどうかを検索項目に入れる方法は「四季報オンラインのプレミアム会員(5500円/月)」しかありませんが、ベーシックプラン(1100円/月)でそれ以外はカバー出来ます。
ちなみに私が紹介した4つのポイントは四季報や、日経マネーの情報を引用しています。
日経マネーの情報では、2008年のリーマン・ショック直後からコロナショック直前までの間に、テンバガーを達成した銘柄は、時価総額100億円未満が84.9%、サービスと情報・通信の業種が36.9%を占めていました。
四季報の情報では、時期は不明ですが、テンバガー銘柄を達成した銘柄は上場10年未満、創業社長かつ大株主が8割を占めていました。
テンバガー銘柄を掴みたいのであれば、まずはこの4つの特徴を押さえましょう。
テンバガー銘柄は「四季報」から見つける

テンバガー銘柄の探し方ですが、最適な検索方法は「四季報」です。
なおかつスクリーニングが可能な四季報オンラインをおススメします。
ネットや、SNS、YouTubeなど、「テンバガーになりそうな銘柄○○」という情報がいくつもありますが、一切信じない方が良いと思います。
理由としては、単に紹介されている銘柄というのは「株価の適格性」が一切無視されているからです。
つまり、信じて購入してしまうと「割高」銘柄を高値掴みされてしまう可能性があります。
しかもネットでの情報は第3者の情報ですので、まず「信じない」ことを選びましょう。
「ツカサも”テンバガー銘柄を探せ!シリーズ”を記事で書いてるのにどないやねん!」とツッコみたくなると思いますが、私の場合は株価の適格性も一緒に掲載しています(独断と偏見ですが、単に面白いから!というだけの理由では紹介しません)。
次に気になる点として、四季報で4つのポイントをスクリーニングして、銘柄が出てきたら、何を「判断基準」で最終決定をすればいいのでしょうか?
後述しますが、その判断基準とは損をしないための3つの特徴を押さえることです。
あとは、騙されないためにも最低限の知識は付けておきましょう。
投資初心者の方でしたら、色々と勉強する方法はあると思いますが、書籍であれば下記2つが参考になると思います。
特に遠藤洋さんの本は「小型株」にフォーカスしているので私の投資スタイルと一緒ですので大変参考にさせて頂いております(^^)
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損をしないためにも押さえるべき3つの特徴

大事なお金を投資するのであれば絶対損をしたくないですよね。
この3つのポイントを押さえることで、損を最小限に抑えることが可能になります。
- 成長している会社へ投資する
- 財務が安全な会社へ投資する
- 株価が適正価格で投資する
成長している会社へ投資する
成長している会社の特徴としては下記2つを押さえましょう。
- 売上が順調に伸びている
- ROEが10%以上を維持している
利益ですが、まだ上場間もない会社への投資であれば考えなくても良いと思います。
理由としては、上場間もない会社の場合は、まだ利益を出すフェーズではなく、シェア拡大のため「売上」拡大フェーズであることが多いからです。
財務が安全な会社へ投資する
財務が安全な会社の特徴としては下記4つを押さえましょう。
- 自己資本比率が50%以上
- 流動比率が150%以上
- 固定比率が100%未満
- 有利子負債が30%未満、もしくはD/Eレシオ1倍未満
計算式の紹介
- 自己資本比率:四季報を見れば載っています
- 流動比率(%)=流動資産 ÷ 流動負債 × 100
- 固定比率(%) = 固定資産 ÷ 自己資本 × 100
- 有利子負債:四季報を見れば載っています
- DEレシオ (倍) = 有利子負債(短期借入金、長期借入金、1年内返済借入金、社債および1年内償還社債の合計) ÷ 純資産
株価が適正価格で投資する
株価が適正かどうかは下記2つの指標を押さえましょう。
- PERが15~20倍くらい
- PSRが1~3倍くらい
調べ方ですが、PERは四季報に載っています。
PSRは時価総額÷売上金額で導き出されます。
ただここで注意すべき点としては、サービスや、情報・通信の業種は他の業種と比べて期待が乗っかっており、PERやPSRが高くついている可能性があります。
また、上場間もない会社へ投資する場合は利益拡大フェーズに移行していない可能性が高いので、私の場合はPERはあまり気にせずPSRだけを見ていることが多いです。
まとめ
株式投資をやったことがある人は誰もが憧れるテンバガーです。
過去のデータより、テンバガーを達成する銘柄の特徴はある揃っています。
ただ、実際投資するとなるとしっかり+αの情報も持っていないと、第三者の情報に振り回されて高値掴みをさせられてしまう可能性があります。
本日ご紹介させて頂いたテンバガー銘柄の特徴4つと、+αの情報( 成長している会社へ投資する/財務が安全な会社へ投資する/株価が適正価格で投資する )をしっかり理解しましょう。
そのためには少し面倒でも基礎力だけは付けておいた方が良いですよ(^^)