よく私の妻から、「夫に毎日イライラしている」「夫がテレワークの時は嫌」と言っているママ友の話を聞きます。
その背景としては個人的に下記2点の夫が多いように感じます。
- 子育てに協力的ではない
- 家事をしない
私もよく妻には怒られますが、ここまで言われてはいないと思います(笑)
本日は多少なりとも子育て・家事をしていると自負している私が男目線で夫の動かし方と、なぜ子育て・家事を夫はしないのか?を解説していきたいと思います。
僕の主観ばかりなのでご了承ください(笑)!
【結論】夫の動かし方|2つの方法を考える
前提として”悪魔”のような夫以外であれば何とかなるのでは?というのが私の見解です。
方法は2つ。
- 夫が動く仕組みを作る
- 夫に過剰な期待をしない
それぞれについて解説します。
夫が動く仕組みを作る
夫を動かすというのは、仕事で部下を動かすのと一緒ではないか?と考えています。
なので、ビジネス脳で夫と向き合ってみるというのをおススメします。
例えば休みの日に、夫に何か手伝ってほしいことがあったとします。
午前中は洗濯、子どもと公園で遊んで欲しいなど、TO DOリストに書き出しお願いをするのです。
お願いする時は「なぜ」お願いするのか目的まで添えると良いと思います。
男というのは感情よりも理屈で物事を考える傾向にあるので、論理的な話で子育て・家事を依頼すると動いてもらいやすくなると思います。
- 何をお願いしたいのかTO DOに書き出す
- お願いしたい”目的”も併せて伝える
- 感情ではなく理論で夫に説明する
仕事でダメダメな同僚っていませんか?
まさに子育て・家事が出来ない夫というのは、仕事とのやり方が分からないダメダメなサラリーマンと一緒で、一からやり方を教えてあげる必要があるのです。
もし論理的思考力が苦手な方は”3分でわかるロジカル・シンキングの基本”を読んでみてください。
論理的思考力が身に付けば、夫を動かすテクニックが学べると思います。
夫に過剰な期待をしない
たまに「夫には全く期待していない」という奥さんがいます。
私の妻は「夫に期待しなくなったら悲しいよね」と言いますが、個人的には達観してるなーと感心しています(笑)。
なぜかというと、”他人”を変えることはとてつもなく難しいからです(無理と言っても良いです)。
だから他人(夫)を変えようとすると疲れてしまいます…
私は現在約10名の部下を持っていますが、一切期待はしていません(信頼はしていますが)。
私の考えでは期待≒自分の思い描いている幻想だと思います。
その幻想は自分の思い通りにならないとイライラしてしまい、そもそも動かすことが出来ない他人を動かそうとしてイライラが倍増してしまうのです。
日常のストレスを減らすためには自分がコントロール出来ること以外には目を向けないということをおススメします。
自分がコントロール出来ないものは自分以外の”他者”や”環境”です。
内容が少しドライに聞こえるかもしれませんが、奥さんの心が安定するためにもおススメの考え方です。
「じゃー諦めろってこと?」という声が聞こえてきそうですが、そうではなく前途した”夫が動く仕組みを作る”以外に方法はないと思います。
この思考に関しては既に読まれている方もいらっしゃると思いますが、”嫌われる勇気”を読んで頂くのが良いかと思います。
最終奥義
2つの方法について私個人の考え方を書かせて頂きましたが、それでも我慢できない!と思う方がいれば最終奥義は下記2つかなと思います。
- 離婚
- 子育て・家事の外注化
離婚は最終奥義にピッタリですが、本当に厳しい場合に取っておくとして(笑)、個人的には子育て・家事の外注化も考えてみるのも良いと思います。
例えば、家政婦さんや、ベビーシッターさんなどです。
なぜなら、子育て・家事でアップアップになって「感情がコントロール出来なくなっている」や、「精神的に落ち込みやすくなっている」のであれば、わざわざ無理して頑張る必要はないと思います。
お金がかかるし…、出来る限り子どもとは一緒にいたいし…と思われるかもしれませんが、それよりも奥さんの健康や精神状況の方が大事です。
最近子育てや家事でイライラして…落ち込みやすくて…など夫に正直に伝えれば、もしかすると協力的になってくれるかもしれませんし、もしかすると夫の行動が変わりサポートしてくれるかもしれません。
それでも他人事のように捉える夫は本当に最悪だと思いますので、離婚も視野に入れても良いかもしれません(笑)
なぜ夫は子育て・家事をしないのか?その理由を考える
なぜ夫が子育て・家事をしないのでしょうか?
私個人の考えでは大きく2つあると思います。
- 仕事が出来ないダメサラリーマンと一緒で
- 心/思考の問題
仕事が出来ないダメサラリーマンと一緒
会社にいませんか?
全然仕事が出来ないダメダメサラリーマン。
子育て・家事をやらない夫はまさにこれだと思います。
どうして、世の奥様方は夫は子育て・家事が出来ると思い込んでいるんでしょうか?(笑)
ハッキリ言って仕事が出来るサラリーマンなんて会社に2割くらいしかいません。
よって、世の中の夫の8割は子育て・家事が出来ないダメダメ夫なのです(ダメダメサラリーマンと一緒)。
仕事が出来ない人に「やって!」と言ってもやり方が分からないので、出来ないのですし、考える力もないのです。
だからこそ、動かす方の奥さんが上司になったつもりで論理的に夫が動く仕組みを作れば良いのです。
子育て・育児が出来る(仕事が出来る)2割の夫と結婚できた奥さまはラッキーだと思います。
心/思考の問題
少し扱いが難しい夫がこのパターンだと思います。
人は生きて行く中で経験を積んでいきます。
経験で培ったものは良い意味でも悪い意味でも、変えようにも変えにくいものです。
もし、心/思考に問題があって子育て・育児をやらない夫というのは、幼少期から今までで下記のような経験をしている可能性があります。
- 夫のお父さんが亭主関白で幼少期から刷り込まれている
- 男は働くもの、女は家事育児をするものと決めつけている
- 家庭で自己肯定感を満たそうとしている
- 奥さんより主従関係を上にいたいと思っている
扱いは難しいですが、もし「昔は優しかったのになー」と思う夫であれば攻略できる可能性はあると思います。
もし下段の自己肯定感が満たされていない夫であれば、「頑張っているね」「ありがとう」をたくさん言ってあげてください。
本当は奥さんの方が頑張っているので夫に言ってもらいたいと思いますが、そこは我慢して・・・(笑)
なぜかというと、仕事で上司にボロカス言われて自己肯定感が0になりかけている可能性があります。
男は自己肯定感が満たされていくと、徐々に心に余裕が出てきてきます。
最近少し夫の余裕が出てきたな?と思ったら、その次に、「自分も辛い」と素直に打ち明けましょう。
そうすれば、さすがに悪魔でない夫であれば多少なりとも理解をしてしてもらえると思います。
まとめ
男目線で色々書いているので「全然わかってないよ!」と思われる奥さま方もいらっしゃると思いますが、個人的な意見をまとめさせて頂きました。
少なからず愛し合って結婚して、お子さんにも恵まれた方が多いと思いますので、お互いに非難しなうのは悲しいと思います。
男目線からのお願いとしてはダメダメ夫を見捨てないで頂けると嬉しいです(笑)
奥さま方の接し方次第でダメダメ夫も多少なりとも子育て・家事が出来るようになると思います。