テンバガー候補の銘柄を教えてよ!
テンバガーになる約束は出来ないけど、
個人的に「面白そうだなー」と思う企業を紹介するよ!
カブ太郎くん、投資は自己責任だからね!
株式投資家であれば誰もが憧れるテンバガー銘柄への投資。
それが分かれば誰もが億万長者になりますが、そんな未来が分かる人なんていません(笑)
ただ、ビジネスモデルが面白そうだと将来的にテンバガーのような株価爆上げの可能性は秘めています。
テンバガー銘柄を探せ!シリーズは、完全にツカサの独断と偏見ではありますが、ビジネスモデルや事業内容が面白そうな企業を紹介していきたいと思います。
今回はみらいワークス(6563)という会社を紹介します。
【総評】テンバガー銘柄候補を探せ!|みらいワークス(6563)
総合評価:18/20
社長:★★★★★
市場性:★★★★★
競合優位性:★★★★
独自性:★★★★
個人的には3倍株以上は十分にあり得る会社だと思っています。
理由としては以下3点のビジネス展開が時代とマッチしており、さらに新しいビジネスを作りだそうとしているからです。
- 企業とプロフェッショナル人材(フリーランス/副業)のマッチング
- 地方創生への働きかけ
- 企業のDX支援
また、ライバル会社とは一線を画しており、プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造するというビジョンを掲げています。
プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造するというビジョンを達成するために地方の企業と積極的な業務提携を行っています。
後述しますが、ビジネスモデルの素晴らしさだけでなく、個人的に期待してしまうのが岡本社長です。
岡本社長は目がキラキラ輝いており、自信に溢れている方です。
また、慶応義塾大学の理工学部卒ということもあり、話し方も論理的で分かりやすいです。
すごく頭が良い社長なんだと思います。
会社概要
みらいワークス(6563)
会社設立が2012年3月で、上場が2017年12月ということで、わずか5年で上場しています。
この5年で上場するスピード感は凄いですね。
本社は東京で、従業員数は約70名のまだまだ成長途中の会社です。
会社のミッションを「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」と掲げています。
個人的には大きなミッションを掲げる社長は野心があって良いなと思っています。
社長のインタビューで言われていましたが、47都道府県の旅をしたことで「日本のみらいの為に挑戦する人を増やしたい!」という目標を持ったみたいです。
事業内容
事業内容は、「即戦力のプロフェッショナル人材に特化して、フリーランス・業務委託、正社員、副業まで、幅広い領域の仕事探し、アサイン・採用を支援」と書かれています。
つまり、プロフェッショナル人材と企業をマッチングさせる会社ということです。
特徴的なのが、企業とマッチさせる人材が単価の高い(レベルの高い)プロフェッショナル人材であることです。
また、みらいワークスは地方創生へも力を入れており、都心部の優秀な人材をフリーランスもしくは、副業として地方企業と結びつけたりしています。
「プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステムを創造する」をビジョンに掲げていますが、このプラットフォームが完成すると日本の働き方を大きく変え、尚且つ地方創生にも結び付いていくと思います。
収益構造
現在の主な収入源はFCエージェント事業であり、マッチングした企業から対価をもらう仕組みになっています。
その他の事業でもWebプラットフォーム事業と、ソリューション事業がありますが、まだそこまで育っていません。
少し気になるのが約70%を占める売上原価です。
この売上原価のほとんどが業務委託費となっていますので、売上原価を削ることは出来なさそうです。
もし原価や、販管費で削れそうな部分があれば、隠し玉となって利益が大きく伸び、株価もあわせて伸びそうですが、収益構造の観点からは厳しそうな印象を受けました。
定性分析(面白いポイント:プラス面)
私が銘柄分析をした時に感じた面白ポイント(ツカサの独断と偏見)をご紹介します。
岡本社長の魅力
前途しましたが、岡本社長は魅力的な社長です。
私の場合は新興企業に投資しますので、基本的には社長の重要度が100%です。
社長が魅力的でない限り、その会社へ投資することはありません。
「岡本祥治 動画」「みらいワークス 動画」でググれば岡本社長の動画が出てきますので、ぜひ見てみてください。
話は論理的ですし、パワーもあり、熱意もあります。
みらいワークスを設立したのは日本47都道府県を旅する中で「日本の良さを活かしながら日本は成長出来ないのか?日本を元気にしたい!」という想いからのようです。
また、上場したのは会社経営を行っていく中で、「事業も成長し、もしかすると世の中の働き方を変える社会インフラを作れるかもしれない。その為にはIPOが理にかなっている」という理由のようです。
目標が夢に一直線という熱い社長だと思いませんか?
この熱い社長の想いが、岡本社長の目に宿っているからキラキラしているんだと私は感じました。
時流に乗っているサービスの提供
みらいワークスが展開している事業はまさに時流に乗っているので、今後伸び続けることは間違いなしと思います。
働き方改革の推進
単純にフリーランスと副業希望の人を企業とマッチングさせるだけでなく、プロフェッショナル人材のエコシステムを作るということを目標にしています。
100年時代と言われる中で、日本人の働き方のバリエーションを提供するだけでなく、都心部の優秀な人を地方企業へマッチングさせようとしています。
優秀なプロフェッショナル人材は「地方を元気にしたい!」と言っている人が結構多いようです。
デジタル改革(DX)の推進
高単価のプロフェッショナル人材を中心に採用していますので、イコールDXに精通した人材が他の人材マッチング会社よりも多く存在している事は想像出来るのではないでしょうか。
コロナ禍でさらにDX支援が順調に伸びているようです。
地方創生の支援
最近では地方の銀行と業務提携を積極的に行っています。
地方銀行は地方企業とのネットワークも充実していますので、おそらくみらいワークスは地方企業とのコネクション作りも狙っているのではないかと思います。
地方企業が活性化すると銀行もお金を貸すことが出来ますので、Win-Winの業務提携だと思います。
最近のみらいワークスのニュースは毎月のように「○○銀行と業務提携」という話題が載っています。
明確な売り上げ目標の設定:2024年 売り上げ目標100億円
社長として売り上げ目標を明示するということは大きな覚悟だと思います。
岡本社長は2024年に売り上げ目標を100億円にすると宣言しています。
つまり、いまの売上が約2倍になる計算になります。
売上目標を明確に掲げている=達成可能性も見えているんだと思います。
もし2024年の売上が2倍の100億円を達成出来れば、利益も約2倍膨れるでしょうから、株価も2倍になる可能性は高いと思います(PERがいまのままであれば)
市場性
みらいワークスが試算している市場性についてですが、下記の計算式を用いています。
被雇用プロフェッショナルの仕事(511.5万人)×フリーランス変換率(1%)×被雇用プロフェッショナル報酬額(800万円)×フリーランス報酬掛率(1.5倍)=新規創出プロ・フリーランス市場(6138億円)
約5万人くらいがフリーランス契約になるという計算になります。
現在3万人くらいの登録者数ですので、あと2倍くらいの市場がありそうですね。
プラス副業であったり、転職支援だったり、市場規模はまだありそうです。
新規ビジネスの可能性
積極的に投資をしているのも好感が持てます。
また、まだまだ収益の多くがフリーランスと企業のマッチング契約からくるものですので、その他の事業である「Webプラットフォーム事業」と、「ソリューション事業」が伸びてくると株価も更に期待出来そうです。
ビジネスモデルからして、Webプラットフォーム事業と、ソリューション事業も伸びてきそうな雰囲気はありますので、期待したいところです。
定性分析(気になる点:注意点)
競合
この業界はランサーズや、クラウドワークスなど競合が多数存在しています。
また、人材と企業をマッチングさせようとした場合の人材の質の確保は何だかんだ言って難しいと思います。
みらいワークスの人材が本当に他社と比べてプロフェッショナル人材なのか?はかなり重要なポイントになってくると思いますが、これは実際に契約している企業しか分からないところです。
もし、みらいワークスの人材を知っている人がいれば、聞いてみると良いかもしれません。
売上原価率の高さ
少し気になったのが売上原価率の高さです。
粗利の約70%が原価率になっています。
つまり利益が出にくい構造になっているのではないか?と想像しています。
利益が出しにくい構造であると、株価に影響が出にくいです。
なぜならば、株価はEPS(1株あたりの純利益)×PERだからです。
ここが少し引っかかるところです。
定量分析
成長性
抜群の成長性と、将来さらに成長するための投資もしています。
- 売上推移:〇 ⇒右肩上がりで推移
- ROEの推移:△ ⇒年々右肩下がりではありますが、10%以上は確保出来そうです
- キャッシュフローの流れ(積極的に投資して利益を出しているか?):〇
安全性
財務的には問題なしです!安全な財務状態だと思います。
- 有利子負債:〇 無借金
- 自己資本比率:〇 50.4%と安全圏
- 流動比率(%):〇 185%と安全圏
- 固定比率(%):〇 16%と超安全圏
定量分析(割安性、企業価値)
PSR、PER、企業価値と現状の株価は割安と判断できるのではないでしょうか。
割安性
- PSR(倍):約1.2倍と割安
- PER(倍):約33倍と一般的な15%と比べると割高だが、売上成長率から見ると妥当
企業価値
ツカサの計算では、
みらいワークスの企業価値から見た現在の株価:1984円
なので、現状の株価1182円(2021.07.23現在)は割安と判断。
買うならどのタイミング?
個人的にはいま買っても良いかと思います。
とくに期待が乗っかっていないので、よっぽどの悪材料が無い限りは大きく下がらないと思います。
むしろDX支援などで予想以上の利益が出て、株価がはねる可能性も十分あると思っています。
投資は自己責任でお願いします!
購入後に下落しても責任持てないからね!
まとめ
みらいワークス(6563)を紹介させて頂きました!
時流に乗っている銘柄であるということと、岡本社長が超魅力的であることが私としてはみらいワークスを押すポイントです。
2021年7月23日時点の株価1182円
記事更新時の2021年8月29日時点の株価は979円です
どうなっていくでしょうか(^^)