株式投資をしたいけど種銭が無い…
どうすれば良いんだろう?
カブ太郎くんのように悩まれている方は多いのではないでしょうか?
私が考えるに種銭を増やす方法は3つしかないと思っています。
- 社内で出世する
- 転職する
- 副業する
社内で出世するためにはリーダーシップのある人材の方が有利です。
よって、社内で出世するためにリーダーシップの種類と使い分けについて解説していきます。
株式投資をしない方でも参考になる記事になっていると思うのでご期待ください!
将来的に管理職/マネージャーを目指しているや、新任マネージャの方で下記のような事を悩んでいる方
- 上司に「あなたの課題はリーダーシップだよ」と言われたことがある人
- 部下をリードすることが苦手な人
- リーダーシップとマネジメントの違いが良く分からない人
- 人に指図するのが苦手で不安な人
リーダーシップを構造で理解できれば誰でも実践できるよ!
実際に僕が実践して上手く行っている方法なのでおススメだよ!
ツカサの経歴
年収アップのために2回転職。
2回目の転職で1.5倍の年収アップに成功。
1.5倍の年収アップに「自分の実力と年収が釣り合っていない…」と、危機感を感じビジネススクールでビジネススキルの勉強を開始。
ビジネススクールで学んだことを実務で実践していると、社内の評価が高まり転職後2年で部下を管理するマネージャーに昇格。
転職を決意した時に比べて年収が2倍アップ。
ビジネススキルを学ぶと社内評価が高まり出世しやすくなるね!
そしたら収入も増えて余裕資金を投資にまわせるよ!
出来る上司は4つのリーダーシップの種類を使い分けている!
リーダーシップの種類とは以下の4種類になります。
- 指示型
- 達成指向型
- 参加型
- 支援型
この4種類のリーダーシップを使い分けるには、パス・ゴール理論を理解すれば大丈夫です。
パス・ゴール理論を図解で説明すると下記のとおりです。

ではパス・ゴール理論について詳しく解説していきます。
パス・ゴール理論(4つのリーダーシップの種類を使い分け)
パス・ゴール理論とは、目標(ゴール)を達成するために、あなたの抱えているチーム内外の状況にあわせてリーダーシップスタイルを使い分ける方法のことです。
【解説】”環境要因”と”部下の特性”について(具体例も紹介)
チーム内外の状況とは、図解で示した”環境要因”と”部下の特性”の2つです。
この”環境要因””部下の特性”を理解した上で、あなたのリーダーシップスタイルを4種類の中から使い分けるのです。
環境要因
最近ではコロナ感染症がまさにそうで、「コロナ感染症が原因で顧客へのアプローチ環境が厳しくなっている」などが環境要因の一例にあげられます。
または、競合で「新商品が開発された」などもそうですし、会社の「組織編成が行われた」というのも環境要因になります。
つまり、私たちではどうしようもない外部環境要因が環境要因に挙げられるのです。
環境要因を洗い出すためには俗にいうビジネスフレームワーク(PEST分析/3Cなど)を参考にすると良いかと思います。
部下の特性
あなたの部下の特性の話になります。
あなたの部下の入社歴や、担当歴、所属歴はどうでしょうか?
それぞれの違いで経験値に大きなバラつきが出てこないでしょうか?
○○歴の違いは部下の特性を知る上でとても大事な要素になってきます。
また、部下の能力はどうでしょうか?
マルチプレイヤーというのは少なくて、対人コミュニケーションは高くて営業センスは抜群なんだけど、社内資料を作らせたら全くできないという方はいませんか?
部下の能力を一概に評価するのではなく、分野ごとに部下の能力を知ることが大事です。
【解説】リーダーシップスタイルの使い分けについて(具体例も紹介)
さきほど説明した、”環境要因”と”部下の特性”をもとにリーダーシップスタイルを使い分けていきます。
では4種類のリーダーシップスタイルについて解説していきます。
達成型
「目標/手順/期間を指示・命令する」リーダーシップスタイル。
このスタイルは部下の自立性や経験値が低い場合に有効です。
新入社員や、○○分野に関して経験が少ない社員などにも有効です。
達成指向型
「困難な目標を設定して、尽力を要請する」リーダーシップスタイル。
このリーダーシップスタイルは未来志向の部下や、昇進をチャレンジしたい部下へ有効です。
ただモチベーションが低い社員で使ってしまうとモチベーションをさらに下げてしまい、パフォーマンスを下げてしまう可能性があるので要注意です。
参加型
「リーダー主導で考え、メンバーにも相談」するリーダーシップスタイル。
部下が”物事は自分で決めたい”という性格の場合に有効です。
ただ、注意点として部下の能力や経験値がそこそこ高くないと最終決定を委ねても、話が明後日の方向に行ってしまう可能性があります。
支援型
「メンバーの自主性を尊重し、必要なら支援」するリーダーシップスタイル。
例えば、業績や会社の存在自体に全く影響を与えないような簡単な仕事であれば特に気にせず支援型で良いと思います。
もしくは作業的な仕事など、このような影響範囲が狭いような仕事は支援型で行きましょう。
【安心】リーダーシップは資質がなくても大丈夫な理由
ひと昔前の会社では「生まれ持ったリーダー資質がある人」がリーダーをやっていました。
しかし、最近ではリーダーをやっている人のタイプが変わってきているように感じませんか?
私自身も現在リーダーをやっているのですが、別に生まれ持ったリーダー資質を持っているわけではありませんし、むしろリーダーとして引っ張って行くのは嫌いなタイプです(笑)
なぜこのようにリーダーをする人のタイプが変わってきているかというと多様性の時代に変わってきているからです。
これまでのような「俺についてこい!」タイプのリーダーでは部下がついてこなくなったからです。
つまり、部下のタイプに合わせてリーダーシップスタイルを変えれる上司でないと今の時代では対応できないのです。
パス・ゴール理論を理解すればリーダーとしての資質がなくても大丈夫です。
パス・ゴール理論を構造で理解して、4つのリーダーシップスタイルを使い分ければ大丈夫!
ちなみに昔からリーダーシップについては研究されており、時代の変化とともに適したリーダーシップスタイルが求められてきました。
下記に参考として、これまでのリーダーシップスタイルの変遷を記載します。
特性理論(最も古いリーダーシップスタイル)
もともとはリーダーは「生まれつき(特性)」であるという理論。
強引にメンバーを引っ張り、恐怖政治でチームを統制する管理職などまさにそうです。
一昔前の管理職はこんな人が多かったのではないでしょうか。
⇩
行動理論(最近までのリーダーシップスタイル)
リーダーは育成可能という前提のもと、優れているリーダーの行動を研究してリーダーを育てていくスタイルです。
しかし、VUCAの時代でこれまでの優秀なリーダーの行動が適応されなくなる事例が続出。
行動理論にも限界が…
⇩
条件適合理論(VUCA時代のリーダーシップスタイル)
パス・ゴール理論がまさにこれです。
”環境要因”や”部下の特性”など、「条件」に着目して研究した理論です。
つまり、その条件に合わせてリーダーシップスタイルを切り替えていこうというスタイルです。
これまでのリーダーシップスタイルは”リーダー”中心の発想だったと思いますが、VUCA時代のリーダーシップスタイルはリーダーではなく”条件”を見て変えていきます。
どうでしょうか?
リーダーシップスタイルは時を経て変化してきています。
ビジネスの世界でもリーダーシップは資質ではないと言っているのです。
生まれ持ったリーダーで通用する時代は終わり、リーダーシップスタイルの取り方を変幻自在に変えられる柔軟性のあるリーダーが求められているのです。
【悩み解決】リーダーシップとマネジメントの違い
リーダーシップの話をすると必ず議論になるのがリーダーシップとマネジメントの違いです。
皆さんはリーダーシップとマネジメントの違いについて説明できますか?
リーダーシップとマネジメントを対比すると下表のとおりです。

リーダーシップのある人というのは、部下に夢を見させワクワクさせてくれます。
マネジメントというのは簡単にいうと管理する力のことです。
リーダーになる人はリーダーシップとマネジメントの両方の力が必要で、状況に合わせて使い分ける必要があります。
時には管理しないといけない時もありますし、管理しすぎると部下は疲弊してしまいます。
そういった時はやはり部下の動機付け(夢を見せワクワクさせる)を行う必要がありますよね。
この両輪を上手に回せるのが出来るリーダーなのです。
【おススメ書籍】リーダーシップを学びたいなら
リーダーシップを学ぶためのおススメの書籍を3冊をご紹介します。
グロービス経営大学院というビジネススクールが発行している本になります。
私は実際にグロービスへ通学してリーダーシップについて学びましたが、それが本に集約されています。
今回お伝えしたようにリーダーシップは論理的に分解して説明することが出来るのです。
これまでリーダーシップ=感覚(センス)のように思われている人も多かったのではないでしょうか?
または、リーダーシップ=抽象的なものという印象を持たれている方も多いのではないでしょうか?
この本を読めばリーダーシップが具体性を持って理解出来ると思います。
そもそもリーダーになる人はビジネスの基礎力を付けるべきだと私は思います。
なぜなら、ビジネスの基礎力が無いと応用力は付きませんし、リーダーとなって様々な決断を下す自信が持てないと思います。
ただ、リーダーとなる人は仕事も忙しいと思いますので、まんべんなくビジネスの基礎力を付ける時間がないtと思います。
そんな人におススメの本がグロービス流ビジネス基礎力10 27歳からのMBAです。
この本はビジネスマンとしての必要な基礎力を身につけてくれます。
最後にご紹介する本がグロービス流リーダー基礎力10 27歳からのMBAです。
先ほどご紹介したビジネス基礎力のリーダー版です。
つまり、リーダーとして身につけておくべき基礎力を紹介してくれています。
リーダーとなる人は是非この3冊を読んでみてください。
もしご興味がある方はグロービスに入学してもらっても良いと思います。
過去にグロービスについて紹介した記事も書いてますので、興味のある方は読んでみてください。

まとめ
リーダーシップの4つの種類について理解出来ましたでしょうか?
今は時代が変わり、人を扱うのがどんどん難しくなってきています。
このような時代変化の中、リーダーシップを学ぶことはとても重要で有益なことだと思います。
ただ、ビジネス基礎力の無い上司に部下は付いてきませんし、そんな上司だと部下を不幸にさせます。
ですのでリーダーシップだけを学ぶのではなく、ビジネスの基礎力も併せて理解しましょう。