さー今日もツカサさんがテンバガー銘柄の候補を教えてくれるよ!
カブ太郎くん、自分で調べずに僕に聞くのが当たり前になってない?(笑)
テンバガーになる約束は出来ないけど、
個人的に「面白そうだなー」と思う企業を紹介するよ!
でも投資は自己責任だからね!
株式投資家であれば誰もが憧れるテンバガー銘柄への投資。
それが分かれば誰もが億万長者になりますが、そんな未来が分かる人なんていません(笑)
ただ、ビジネスモデルが面白そうだと将来的にテンバガーのような株価爆上げの可能性は秘めています。
テンバガー銘柄を探せ!シリーズは、完全にツカサの独断と偏見ではありますが、ビジネスモデルや事業内容が面白そうな企業を紹介していきたいと思います。
今回はカラダノート(4014)という会社を紹介します。
【総評】テンバガー銘柄候補を探せ!|カラダノート(6563)
社長は若く、野心もあり、しかも社会課題に向き合ったビジネスであり、将来的なテンバガー候補の銘柄だと思っています。
総合評価:17/20
社長:★★★★★
市場性:★★★★★
競合優位性:★★★★
独自性:★★★★
会社概要
カラダノート(3915)
会社設立が2008年12月で、上場が2020年10月上場です。
まだ上場して1年未満の会社ということもあり、投資家の期待が乗っかっている可能性があると判断しています(割高ということです)。
本社は東京で、従業員数約30名のまだまだ小さな会社です。
会社ビジョンが「家族の健康を支え笑顔をふやす」であり、ミッションが「未来の社会に貢献すると同時に、全メンバーの金銭的・精神的幸福を追求する」です。
社長がなぜ起業したかというと「健康の悩みや不安を抱いている人を助けたい」という想いからだそうです。
言い換えると「健康の悩み」にビジネスチャンスを見出したということですね。
創業当初は色々なビジネスを展開していたようですが、軸としては「健康の悩みや不安を抱いている人を助けたい」という想いは変わっていないようです。
まさに社会課題に挑んでいる会社ですね!
事業内容
事業内容は大きく3つあります。
- 家族サポート事業
- DBマーケティング事業
- DX推進事業

現在ターゲットとしている世代は子育て世代と初孫世代です。
決算説明資料を読むと、今後は全ての世代にカラダノートのサービスを届けていこうという意気込みが感じ取れるので、カバーされる世代は増えていくと思います。
具体的には子育て世代/初孫世代に対して、「アプリ」を用いてECビジネスへの展開(家族サポート事業)と、「かぞくの保険」を中心に保険代理事業への展開(DX推進事業)を行っています。
この2つの事業より得られたデータ利活用により、DBマーケティング事業事業としてサービスや人材のマッチングもやっています。
収益構造
現在はほぼ100%がDBマーケティング事業の売上となっています。
子育て世代×DBマーケティング事業がメイン(ほぼ100%)の収益源となっており、今後は子育て世代×DX推進事業及び、初孫世代×DBマーケティング事業の収益を上げていこうとしています。
カラダノートは10年後の収益構造も決算説明資料に掲載してくれているので、将来の展望が分かりやすいですね。
カラダノートの売上は、ユーザー数×マッチング件数×平均単価で成り立っています。
収益モデルはストック型ではなく、フロー型です。
これは個人的な予想ですが、将来的にはストック型の収益モデルも入れてくるのではないかと思っています。
定性分析(面白いポイント:プラス面)
私が銘柄分析をした時に感じた面白ポイント(ツカサの独断と偏見)をご紹介します。
社会課題を明確に捉えたビジネスであること
人はみんな、いつかは「健康」について考える時期が来ます。
ましてや100年時代とも言われていますので、国民の健康への意識はさらに高まっていると思います。
現に私も楽しい暮らしも健康でないと意味がないと思い、今年から健康への投資も始めました。
また、社会保障が厳しい状況に来ていますので、官民ともにヘルスケア(健康管理・予防)や、ウェルネス(精神的健康)に力を入れ始めています。
お金の動きも変わってきています。
官民の資金流入はこれまではシックケア(公的医療・介護)が大部分を占めていたのが、ヘルスケア(健康管理・予防)や、ウェルネス(精神的健康)へ移動してきています。
つまり、市場規模が膨らんできているということであり、ビジネス機会が増えているということです。
国が動けばお金も動きますので、まさに社会課題にフォーカスしているカラダノートに今後の期待を感じます。
社長の野心と、将来性
社長のお名前は佐藤 竜也さんです。
お若い社長でイケメン社長です。
どの記事や、動画もピシッとスーツを着こなされていて、誠実な印象を受けます。
また、「日本の全5300万世帯」に対してカラダノートのサービスを拡張していこうと目指しており、野心の大きさを感じさせます。
目標が大きい=社長の野心が大きいということですので、さらなる成長意欲を感じさせます。
また、社長の記事や動画も拝見させて頂きましたが、かなりの勉強家で努力家の印象があります。
潜在的な市場規模の大きさ
日本の5300万世帯にカラダノートのサービスを展開していくということですが、カラダノート社の試算ではDBマーケティングとしては最大30倍、DX推進としては最大100倍の拡大余地があるとのことです。
単純計算で、最大100倍の拡大で株価100倍ですね(笑)
前途しましたが、ヘルスケア(健康管理・予防)、ウェルネス(精神的健康)への官民の資金流入も進んでいますので、まだまだ拡大の余地が残っているということは言えますよね。
潜在市場規模の大きさにワクワクを感じます。
定性分析(気になる点:注意点)
初孫世代が対応できるビジネスになるまでには時間がかかる?
まだまだ初孫世代へのリーチは不十分で、今後は初孫世代層を増やしていこうとしています。
ただ、初孫世代のデジタルの感受性が低いというのが今の日本の課題ではないでしょうか。
よって、さらにカラダノートが成長していくためには初孫世代のデジタル感受性を高めて行くことも必要かと思いました。
そう考えた際に、徐々に初孫世代のデジタル感受性は付いてくると思いますが、どれくらいのスピードで感受性が得られるかがポイントだと思います。
対競合との差別化
ビジネスモデルはとても面白く、社会課題にも向き合っているため将来性はあるものの、競合がビジネスモデルを真似できないかというとそうではないと思います。
家族の健康を支える会社=カラダノートというブランドが確立してしまえば先行者利益が働きますので、競合他社との差は付けれると思います。
対競合がどこになるのか?は注視すべきポイントかと思います。
定量分析
成長性
順調な成長と、今後さらに成長を期待させる投資もしっかり行っているので利益の拡大も期待がかかる
- 売上推移:〇 ⇒右肩上がりで推移
- ROEの推移:〇 ⇒基本的には15%以上を推移
- キャッシュフローの流れ(積極的に投資して利益を出しているか?):〇
安全性
財務的には問題なしです!「超」安全な財務状態だと思います。
- 有利子負債:〇 有利子負債なし
- 自己資本比率:〇 85.1%と超安全圏
- 流動比率(%):〇 750%と超安全圏
- 固定比率(%):〇 4.9%と超安全圏
定量分析(割安性、企業価値)
PSR、PER、ツカサの企業価値分析の3点すべてで株価は割高の判断です。
時価総額は80億と小さめですが、上場間もない会社ということもあり投資家の期待が株価を押し上げているような気もしています。
割安性
- PSR(倍):約8倍と割高
- PER(倍):約47倍と一般的な15%と比べると割高
企業価値
ツカサの計算では、企業価値に対しての現在の株価は825円です。
2021年8月7日現在の株価が1291円なので割高の判断です。
買うならどのタイミング?
買うのであればPSRが3倍くらいになるか、ツカサ計算の株価800円くらいかなーと思います。
上場してまだ1年未満の会社ですので、そこそこ投資家の期待が乗っかっていると思いますので、もう少し期待が剥がれるのを待ちたいと思います。
投資は自己責任でお願いします!
購入後に下落しても責任持てないからね!
まとめ
カラダノート(4014)を紹介させて頂きました!
まだまだ成長途中の会社で、将来の大企業となり得るか、はたまたどうなるか!?というような会社です。
しかし、財務状況も超安全ですし、社会課題に向き合っているビジネスですので、個人的にはすごく応援したい会社です。
佐藤社長も野心がありそうな方ですので、今後のカラダノートの成長に期待がかかります。
2021年8月7日時点の株価1291円
記事更新時の2021年8月30日時点の株価は1394円です
どうなっていくでしょうか(^^)