インデックス投資

【解説】不安な老後をインデックス積立投資で解決する方法

みなさん、老後に不安はありませんか?

2019年に金融庁の報告書で老後2000万円問題が取り上げられ、尚且つ安心して1つの会社で働き続けることが出来ない状況で老後なんて不安しかありませんよね。

ちなみに金融庁の報告では、収入を年金のみに頼る無職世帯のモデルケースでは、老後20~30年生きるためには2000万円の老後資金が必要としています。

この試算方法ですが、総務省の調査で、夫65歳以上・妻60歳以上の平均的な収入額の21万から、支出の26万を引いたマイナス5万円を老後30年で計算した場合を求めています。

-5万×12ヶ月×30年=1800万(おおよそ2000万)

つまり、金融庁は約2000万円は自分たちで貯めてね。とこれ以上のサポートが出来ないということを宣言したということです。

ではどうすれば良いのか?

ツカサ

老後2000万円問題を解決するための誰でも出来る投資手法について解説していくよ!

【結論】老後が心配ならインデックス積立投資をやれ!

私の答えはインデックス積立投資をやれ!です。

あとで魅力については説明しますが、インデックス積立投資は簡単・安心に出来る超魅力な投資です。

また、働いている人にとってメリットなのが考えなくていいということです。

インデックス積立投資について

まずインデックス積立投資の魅力をお伝えする前に、いくつかのキーワードを分解して考えてみたいと思います。

インデクス×積立×投資(投資信託)=インデクス積立投資とご理解ください。

ではまずはそれぞれの言葉の整理です。

インデックス

市場全体の動向を示す指標や指数のことで、日経平均株価や、TOPIX、NYダウ、S&P500などがあります。

つまり、インデックス投資とは、インデックス(市場全体の動向を示す指標/指数)に投資するということです。今回は投資信託に投資をするということになります。

投資信託

文字通り、投資をプロに信じて託すが投資信託です。

若干の手数料はかかってしまいますが、超激安の手数料でしかもインデックス投資であれば気にするレベルではないので無視してください。

投資信託の場合は下記の言葉を頭の片隅に入れておいてください。

  • 基準価額:投資信託の値段のこと(株式であれば株価です)
  • 口数:投資信託の取引単価のこと

株式投資では1株で計算しますが、投資信託の場合は1口で計算します。

積立

これも文字通り、積み立てて購入するということです。

積立購入することをドルコスト平均法と言ったりしますが、暴落時のリスク回避になりますので、よほどの事が無い限りは積立購入をおススメします。

まとめて購入するスポット購入をされる方もいますが、私の場合は暴落時以外考えられません。

インデックス積立投資の魅力/メリットについて

言葉を整理したところで、インデックス積立投資の魅力/メリットについて説明します。

メリット①:負けない投資

どのインデックスを購入するか?によりますが、アメリカもしくは全世界の指数に投資すれば過去何十年も右肩上がりで伸びています

世界大恐慌や、リーマンショック、コロナショックで一時的な大暴落はあったとしてもずっと右肩上がりなのです。

ただ、日経平均株価についてはアベノミクス相場が始まるまではバブルがはじけたと同時に右肩下がりの低迷が続いていました。

つまり買うインデックスは超重要ですが、アメリカ(S&P500)もしくは全世界(MSCI)の指数に投資していれば過去のデータからは負けない投資になるということです。

しかも5%以上は年利で勝っています。

メリット➁:リスクが小さい

先ほどの負けない投資とは違う観点です。

指数に投資しているということは一点集中の投資では無く、分散投資ということになります。

S&P500に投資するということは、500社の会社に投資している事と一緒ですので、どれだけのリスク回避になっているでしょうか。

株式投資だと1社が倒産してしまうとアウトですが、インデックス投資であればその心配はありません。

メリット③:複利効果が得られる

この複利効果がとてつもなく凄いのです。

複利効果とは投資信託で運用して得た収益を再び投資することで、利益が利益を生み、雪だるま式に膨らむ投資のことです。

最大のポイントは長期で運用すればするほど複利効果が絶大だということです。

複利効果を簡単に計算出来るサイトのURLを添付しましたので実際に計算をしてみてください。

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

例えば、年利率5%で毎月3万円27年で運用すると、最終の積立金額が2000万を超えてきます。

税金が引かれることを考慮しないといけませんが、ザックリだと毎月3万円の投資で老後2000万円問題を解決する事ができました。

実は簡単に老後2000万円問題はクリアする事ができる

33歳であれば先ほどの年利5%で、毎月3万円を27年積み立てれば60歳時点で約2000万円が貯まります。

もし、毎月の積立額を4万にしたらどうでしょうか?

4万で年利5%であれば23年で約2000万円を貯めることが出来ます。

これくらいであれば毎月の投資に回せませんか?

もし投資に回す余裕が無いのであればそもそもの収入を上げるしかありません。

補足:インデックス積立投資で効率よく利益を生む方法

ここまでインデックス積立投資でお金が貯まるのであれば、いかに効率よく利益を生み出していくか?を考える必要があると思います。

さっそくですが、投資信託の利益計算式を見てみましょう。

投資信託のリターン=積立額×年数×年率

つまり、効率よく利益を出すためには、積立額と、年数、年率の3つがポイントになってきます。

積立額

収入を上げる、もしくは無駄遣いを減らすことで積立額を増やすことが出来ます。

是非とも頑張って積立額を増やしてみてください。

そうするとお金のたまるスピードが劇的に早くなると思います。

年数

年数がまさに複利効果のインパクトを大きくしている要素になります。

特に若い人は積極的にやりましょうね。

時間を見かたに付けれているだけで、インデックス積立投資でかなり有利な立場にいます。

若ければ若いほどこの期間は伸ばせます。

年率

年率に関しては無理に上げようとするとリスクも大きくなりますので、先ほどご紹介したアメリカ(S&P500)や、全世界(MSCI)を購入しておけばいいと思います。

年率は低く見積もって5%かなと思いますが、7%くらいは見込めるのかなと思っています。

補足:私の戦略

私の場合は全力で稼いだお金を、生活費以外はほぼ全額インデックス積立投資に回しています。

そもそも現金の貯金は一切せず、全てがインデックス積立投資をしています。

ちなみに私のインデックス積立投資戦略はこれです!

  • 積立額:20万
  • 利率:5~7%くらい(S&P500、MSCI全世界、MSCI新興国)
  • 年数:20年

実は年利7%をクリアし、積立額/年数が我慢できれば20年で1億円の資産を築けることになります。

これを狙っています!

ただ、毎月コツコツと辞めずに積み立てていけることこそがインデックス積立投資なので、誰かの真似はせず、自分が必要な将来の資金を計算して、どういう投資プランでやるかを考えてみると良いと思います。

まとめ

インデックス積立投資のお手軽感が少しは伝わりましたでしょうか?

せっかくであれば老後2000万円問題のために2000万を貯めるような投資ではなく、自分がどういう生き方をしたいのか?もっとワクワクする目標設定をしたいですね。