将来の準備資金(老後資金、教育資金など)で不安を持たれている20~30代の方は多いのではないでしょうか?
- 年金受給額が減るかもしれないのに将来生きて行けるのだろうか…
- 子どもが出来て嬉しいけど、今の収入で大学に行かせることは出来るのだろうか…
この”将来”のお金の不安がある人は複利運用を知ると凄く安心できると思います。
では、なぜ複利運用が将来のお金を不安を解消してくれるのか?ひも解いていきましょう。
結論|老後資金・教育資金は複利運用で増やしていこう
複利運用とは、利息を引き出さずに元本に組入れ再投資を行っていく方法です。
元本+利息で運用しますので資産が雪だるま式で膨れ上がっていき、気付いた時には大きな資産を形成されています。
複利運用は皆さんにおススメできる運用方法ですが、特に下記のような人は今からでも始めてみてください。
- 毎月の投資資金を多く確保できないけど資産を増やしていきたい人
- お金を貯めたい時期10年、20年先のような人
その理由としては、複利運用は時間を味方にすることが出来れば小額投資であっても大きな資産を築くことが出来るからです。
30年後にはなんと総額16,645,173円貯まる計算になります。
うち、元本は7,200,000円なので、元本が約2倍になっている計算です。
これが複利運用のすごさなのです。
複利運用は時間を味方にすること(早く始めること)
一括投資でも複利のメリットは受けれますが、時間の分散をした方が暴落時のリスク回避になるので個人的には積立投資がおススメです
では、将来の不安要素である、老後資金・教育資金を複利運用で貯めてみるケーススタディを紹介します。
ケース①:複利で”老後資金”を貯める
30歳の場合で老後資金2000万を65歳までに貯めたい
上記のようなケースがあったとしましょう。
この場合は、年利5%、35年運用であれば毎月の積立額は17,604円で大丈夫です。
毎月17,605円であれば頑張れそうじゃないですか?
詳細の計算方法は楽天証券の積立かんたんシュミレーションをお試しください。
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ケース②:複利で”教育資金”を貯める
30歳で子どもが大学に入学するために資金600万を貯めたい
上記のようなケースがあったとしましょう。
この場合、子どもが高校を卒業する年齢は18歳となります。
つまり、投資時期は約18年となるわけです。
この場合は、年利5%、18年運用であれば毎月積立額は17,183円となります。
ケース①、②ともにですが、複利運用を知ると意外にお金を貯めるのは簡単でしょ?
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解説|複利運用のすごさ~歴史的人物も賞賛~
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」。
これは相対性理論を発見した天才アルバート・アインシュタイン博士の言葉なのです。
天才アインシュタインでさえも驚愕したのが複利運用なのです。
複利運用のすごさについて、単利運用と比較して紹介したいと思います。
- 複利運用:元本の利息を都度受け取らず運用し続ける
- 単利運用:元本の利息を都度受け取り運用を行う
もし、元本1,000,000円があり、年利5%で30年間運用したとしましょう。
この時、単利運用であれば30年後に2,500,000円になるのに対し、複利運用であれば30年後に4,321,942円と約1.7倍!になります。
これが複利運用のすごさなのです。
下記のサイトで簡単に計算できますのでご自身でもやってみてください。
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複利計算(元利合計) – 高精度計算サイト (casio.jp)
実践|効果的な複利運用のやり方解説
効果的な複利運用を目指すためにはポイントがいくつかあります。
それは下記3つ項目を押さえるということです。
- 入金額
- 時間
- 利率
この中でコントロール不能なのが利率です。
利率を大きくしようとするとリスクが高まるだけなので、一般的に言われるインデックス投資で狙える利率5~7%あたりを狙うのが良いと思います。
さらには投資にまわせる入金額を少しでも増やし、出来るだけ長時間運用し続けることが大事です。
資産=入金額×時間×利率によって大きく膨らんでいく
私は米国指数であるS&P500と、全世界株式(日本除く)のインデックスへ毎月投資をしており、年利5~7%を狙うイメージで運用しています。
私の場合は毎月20万、年利7%目標で20年運用を考えています。
その結果、20年後に資産1億円を築きセミリタイアをしたいと思っています!
まとめ
複利運用の凄さについてご理解いただけたでしょうか?
複利運用を知ればお金を貯める事への抵抗が和らぎ、将来が少し明るくなると思います。
ぜひ複利運用にチャレンジしてみてください!