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【大予想】コロナショックの次にくる株の大暴落はいつ!?

米国株式市場が史上最高値を更新、日経平均バブル期の最高値を目指そうとする勢いです。

国内外問わず株式市場は過去最高の盛り上がりを見せています。

しかしながら、米国では金融緩和の縮小・利上げなどによる株高の懸念が出始めています。

更にはオミクロン株の拡大による経済回復の遅れによる株式市場の懸念も出ています。

その様な中「これ以上株高は続くのだろうか?」「近々また暴落が来るのでは?」など、株式市場の不安を考えている人も多いのではないでしょうか?

ツカサの見解では数%の下落はあったとしても、直ぐにコロナショック級の大暴落は来ないと思っています。

もし次に株式市場の大暴落が来るとすれば2030年頃だと予想しています。

【大予想】次の株の大暴落は2030年に来る!

なぜ2030年頃に株式市場の大暴落が来ると予想できるでしょうか?

それは、株式市場の大暴落は10年周期で起こっているからです。

  • 2020年:コロナショック
  • 2008年:リーマンショック
  • 1997年:アジア通貨危機
  • 1987年:ブラックマンデー

この株式市場の大暴落の歴史から振り返ると、2030年頃に株の大暴落が起こっても不思議ではないと思いませんか?

なぜ10年に1度株式市場の大暴落があるのでしょうか?

それは景気循環には波が存在しているからです。

【解説】景気循環の4つの波から株式市場を読み解く

景気循環には下記4つの波が存在しており、年数は景気循環のサイクルのことです。

  • キチンの波:約3~4年
  • ジュグラーの波:約10年
  • クズネッツの波:約20年
  • コンドラチェフの波:約50年

先ほど紹介した10年に1度の大暴落はジュグラーの波による景気循環の波のことです。

なぜ4つの景気循環の波が存在しているのか?根拠について解説していきます。

キチンの波

周期:約3~4年

提唱者:ジョセフ・A・キチン

根拠:企業「在庫」の循環

企業在庫の調整が行われる周期が3~4年と言われており、これに伴い生産量の拡大や縮小が起こると言われています。

この生産量の拡大と縮小が景気循環に影響を及ぼすのがキチンの波の考え方です。

ジュグラーの波

周期:約10年

提唱者:ヨーゼフ・シュンペーター

根拠:企業「設備投資」の循環

企業の設備投資は約10年で耐久年数が来ると言われており、これに伴い設備提供側の企業の売上は左右されます。

この設備投資の循環によって景気循環に影響を及ぼすのがジュグラーの波の考え方です。

クズネッツの波

周期:約20年

提唱者:サイモン・クズネッツ

根拠:「建築物」の循環

建築物の建て替えや改修の周期が約20年と言われており、この建築物の需要によって景気に大きな影響を及ぼすのがクズネッツの波の考え方です。

コンドラチェフの波

周期:約50年

提唱者:ニコライ・コンドラチエフ

根拠:技術革新

もっとも長い景気循環の波です。

技術革新が起こると大きな市場を産み出し、長らく成長が続きますが、ある一定時期を過ぎてしまうとその市場は飽和して産業自体が縮小してしまいます。

この技術革新によって景気循環に影響を及ぼすのがコンドラチェフの波の考え方です。

まとめ

コロナショックの次にやってくる大暴落の時期について大予想を立ててみました。

私の予想では2030年頃までは大暴落は来ないと思います。

しかしながら、大暴落が来たとしても株価は回復して市場は成長しています。

インデックス投資は成長を続けるであろう、全世界(オルカン)もしくは、米国市場に投資を続け、個別株投資では企業体質がちゃんとしている会社に投資を続けていきましょう!